スマホなし生活を 3 週間つづけて

先日、スマホをなくしてしまった。
寝坊して遅刻しそうだったのでタクシーを使ったのだが、降りる際に時間を確かめ、そのまま置き忘れたのだと思う。

タクシー会社に連絡しても届いていないとの事なので新しく購入に踏み切ったわけだが、sim の再発行に意外とてまどった。

まず、新しいスマホを購入しないといけない。
本来ならば中古屋を回って安い端末を手に入れたいところだが、あいにくブラック勤めの俺には時間が無い。
日曜日に電気屋に行って新品を購入し、一緒に sim の再発行も依頼しようと思った。

日曜日まで行動を起こせないという事で、まず痛恨の一撃。

さて、やっと日曜日になったので電気屋に行き、俺の契約しているUQMobile のコーナーに直行。

店員さんに状況を説明して「一番安い端末を頼む」とお願いしたら Kyosera の端末を渡された。
新規契約時は端末代実質無料とかいうプランが有ったので Arrows にしたのだが、今回は自費なので安い端末が良いからね。
(端末保証サービスには入っていなかった orz)

あと、「他社から機種変更のキャンペーン」みたいなのがやってて、地味にへこんだ。
当然、俺には適用されない。

まあそれは良いとして、同じ場所でいままでと同じ番号の sim 再発行を依頼したわけだが、その場では対応できないとのこと。
どうやら sim の再発行はお客様サポートに電話して郵送してもらう必要があるらしい。

ここで次の伏兵が。電話したら「sim 再発行は 6:00 までなので明日以降再度お問い合わせください」との事。

なにやら、同じ種類の端末の場合、再発行手続きは 24 時間対応してくれるのだが、違う端末の場合は 9:00 -6:00 の対応らしい。
「失くしたから再発行」という場合は緊急対応してくれるけど、俺の場合は「機種変更」にカテゴライズされてしまったようだ。

「明日以降、再度電話しろ」と言われても、俺の手元には電話は無い。公衆電話を使おうにも、家の近所にも職場の近所にも、無いよ。

やっとの事でお客様サポートに電話できたのは次の日曜日。つまり、さらに 1 週間ロスしたわけだ。
ここでやっと注文できた。

そして、sim を注文してから今日で 5 日目、未だに sim は届かない。
購入した Android 端末は時計変わりに一応使っているものの、Wifi の無い場所ではできる事が非常に限られる。

そんなこんなで、いまの俺は実質的にスマホ無し。
この生活は、もう 3 週間ちかく続いている。

愚痴のせいで随分と前置きが長くなってしまったが、この生活を続けていて、いくつか気がついた事がある。

一日に出来る事は以外と多い

今まで、いかにスマホに時間を取られていた事か。
何かの折にふとスマホを見て、そのままズルズルと時間を削られていたんだろう。

これは何も、ネット断ちをした仙人のような暮らしが良いと言っているわけではない。
例えば、ネットサーフィンで同じ記事を読むにしても PC の方が早いし快適だ。SNS なども、一日一回確認すれば十分。(10 代は違うかもしれんが、社会人になればね。)

ようするに、ダラダラとスマホを使うよりも時間を決めて PC でしたほうが良い事はいっぱいあるよということ。

スマホとは別に時計を常に携帯しよう

スマホに時間を吸い取られるのは、「時間を無那にしよう」と決意したからではない。
いつの間にかスマホを手にとって気がついたら 10 分、20 分経過してしまっている事がほとんどだ。
(もしくは、最終的にどれだけ時間を使ったか気が付かないとか。)

では、スマホを手に取るキッカケは何か?
俺の場合、「時間を確認したい時」だとわかった。

例えば、スマホで時計を見て、10 分間時間が有ると分かったらどうする?
こんなとき、「あ、sim があったら、絶対にネットサーフィンしてた」って思った。
sim がある時は、半分無意識にネットサーフィンへ移行してたんだろうね。こんなに頻度が高いとは思わなかった。

俺は腕時計が嫌いなので、懐中時計を買った。(腕時計はキーボード打つときに邪魔になるからイヤ)

退屈もまた良い

電車の待ち時間とか、スマホを触っている人は多いと思う。俺もそうだった。

手持ちぶたさの時にスマホってけっこう便利なんだよね。例えすることが無くとも、スマホいじっている振りをすればうっかり他人と目が合う事も無いし。

でも、最近のスマホレス生活の中で「何もしない」をするのも良いものだと感じた。
何もしないで目を閉じると瞑想しているような状態になるし、色々と考え事をするのも良い。明日の予定とか仕事の事とか。

そういえば、子供の時はオモチャがなくとも白線の上を歩くとか何かしてたよな。少しあの頃にもどった気分。

以上、3 週間スマホ無し生活を続けて思ったことでした。

念の為に言っておくと「スマホがいらない」という訳ではない。今の世の中、絶対必要だよ。
ただ、スマホに自分が支配されないように気をつけようという話。

ドラゴンクエスト ホイミ味 ~旅立ちの物語~

2016 年 5 月 10 日 朝。

「2 日間休めば 10 連休」というまれに見るゴールデンウィークも明け、暦は「68 日間祝日無し」というハードモードに突入した。
それを反映してか、世間には陰鬱な雰囲気がどことなく蔓延している。

もっとも今年の俺にはゴールデンウィークなぞ無かった。リリースを目前に控えて土、日も出勤をした俺は目覚まし時計を気だるく止め、いつものように窓を開けて空気の入れ替えをしようとした。折しもその日は朝から雨が振り、天気までもがどんよりとしている。

「今日は雨か。雨の中出勤するのだるいな。」

諦めて窓を閉めた俺は、その気怠さを流し込もうと冷蔵庫を開ける。ひんやりとした空気が顔にあたり心地良い。だが、そこに目的の牛乳は無かった。

「そうだ、昨日最後のパックを飲み終わってから買っていなかった。」

時計を見ると 9 時 45 分前を指している。時差出勤をしている俺は 10 時半に家をでれば会社に間に合う。まだ時間はあるようだ。

「そこのコンビニまで買ってくるか。」玄関の扉を開けアパートの階段を降りると、やはり雨が降っていた。

「そういえば、さっき窓開けた時に雨降ってたもんな。わざわざ牛乳買いに行くもも億劫だな。」

窓を開けて雨を確認しながら傘を持たずに出てくるとは、まだ頭が起きてはいないらしい。だが、もうアパートの階段を降りてしまった。。幸い、コンビニはアパートのすぐ近くだ。傘が無いが走れば大して濡れないだろう。

俺はアパートの玄関を出ると小走りに急いだ。

コンビニでは、通常飲み物売り場は一番目立つ位置にある。ここも例外ではなく、目的の牛乳が並んだ棚はすぐに見つかった。やはり、いつものスーパーよりは高いようだが仕方ない。まさか今からスーパーに行くわけにはいかないだろう。

俺は並んだ 3 種類の牛乳から一番安い物を手に取ると、レジに向かった。

店員はレジにおらず別の仕事をしている最中だったが、俺を見ると作業を中断し、急いでこちらに来た。その様子を何気なく見ると、ふと目に入ったものがある。

ドラゴンクエスト ホイミ味だと!

そうだ、そういえばネットでそんな記事があったな。確か 5 月 10 日発売だった。楊枝がロトの剣バージョンになっていて、この楊枝が数量限定、売り切れゴメンだった。あと、何か集めるとスライムの何かが当たるんだよ!

値段を見ると 200 円。さっき「スーパーより高い」と心の中で文句をつけた牛乳より高いのが少し気になるが、ここは迷わず買ってしまった。

すると、「テレテレッテレーン」とレベルが上がる音が。あ、そういえばそんな事も書いてあったな。購入するとレベルの上がる音がするんだった。

驚きの表情が顔に出てしまったのだろうか。そんな俺を見て、店員さんが恥ずかしそうにした。うん。今朝発売だからね。彼女もまだ慣れていないというか、反応されると少し恥ずかしいのかもしれない。

ちなみに、商品の写真はこんな感じ。

右に刺さっている爪楊枝を外すとこう。

爪楊枝を袋から出さないのかって?

「これを使うなんてとんでもない」

永久保存版ですよ。これは。

ちなみに、裏はこんな感じ

宝箱の絵の中に番号が書いてある。これがプレゼントの抽選番号になるんだろう。一応黒塗りしておいた(画像が荒くてどうせ読めないと思うけど。)

食してみると、まあ普通の唐揚げ。「ガーリックマヨネーズ味」とあるが、言われなきゃ分からない。というか、俺的には言われても分からなかった。(味音痴?)

パンチが無いので「この味が大好き」という人は珍しいとおもうが、同時に嫌いな人も少ないのでは無いだろうか?良くも悪くも万人受けすると思う。味音痴の俺が言っても説得力無いかもしれないが。

いやー、嫌な天気だったけど、朝からレベルが上がってよかった、よかった。

ちなみに、どうでも良い情報だが。最初の物語風のところはほぼノンフィクションである。俺の家に冷蔵庫は無いが、あとは本当。

関西 Debian 勉強会行ってきた

2016年 4月 24日の関西 Debian 勉強会に行ってきた。

まだ東京で働いていた頃に仲の良い同僚に誘われたのがきっかけで、東京エリアでは何回か参加した事があるが、関西は初めて。去年から色々とあって(本当に色々とあって)1 年以上参加していなかったので久しぶり感もある

俺は結構 Debian のお世話になっていると思う。勉強会に頻繁に出ているし普段から使っているし。ちなみに、この blog も Debian で動いている。 ただ、その割に Debian 自体にあまり貢献して来なかった。発表は 1 回しかしていないし、debも作れない。東京では友達や DD (Debian Developer) の人に色々と教わったのだけど。(申し訳ございません。)ただ、お世話になりっぱなしも悪いので宣伝を兼ねて Debian 勉強会の紹介。

その前に、Debian について簡単な紹介。

よく「Debian は Linux ディストリビューションの一つ」と考えている人がいるけれど、正確では無いと思う。

Debian は Free な Universal OS だ。

「Free」とは「無料」じゃなくて「自由」と考えた方が良いだろう。関連する物全てが GPL とは行かないが、ライセンスには結構こだわっている。開発は DD (Debian Developper) を中心としたコミュニティ主導で行われており、その代表も定期的に選挙で選んでいる。非常に民主的なシステムだ。

「Universal OS」とは「色々な環境で動く OS」という意味。x86 や AMD64 の CPU はもちろん、ARM など出来るだけ多くの環境で動く事を目指している。

Free な Universal OS を作るための方法として現在は Linux を採用しているが、特に Debian として Linux にこだわりは無い。現にちょっと前は BSD ベースの Debian (kFreeBSD) を Linux と並行サポートしていた事もあった。Debian コミュニティの本音としては Linux だけに頼るのは宜しくないと考えているようだが、残念な事に工数の問題で 2016 年 4 月現在では Debian と言えば Linux のみである。

ところで Debian コミュニティの理想はよいとして、ユーザーから見て Debian はどういったディストリビューションだろう?

細かい特徴は色々とあるが、個人的には安定したパッケージが大量に存在する事が一番大きな特徴だと思う。少なくとも RedHat の提供する rpm より Debian の deb の方が数は多いし、安定していると感じる。もっとも「安定」については簡単に数値化できないので少し恣意的かもしれない。

また、少し Debian に入り込んでくると、今度は Debian ポリシーという物に遭遇する。Debian の最も凄い所はこの Debian ポリシーだという人もいる。俺もまだ勉強しだした所なので詳細には書けないが、Serverspec なんて比じゃないレベルの自動テストや並みの agile 顔負けのマネージメントの粋が詰まっている。世界中に散らばったボランティアの DD 達がどうやって協調作業できるのか、その答えがこれだ。

では、簡単な紹介が終わったところで Debian 勉強会の紹介にうつる。

まず、少し残念な事だが Debian 勉強会は一般の IT 系の勉強会と比べて参加者の人数が少ないように思う。東京エリア、関西ともに参加者は 10 名足らず。ただ、参加者目線ではこれは悪い事ばかりでは無い。例えば、勉強会に参加している凄い人との距離が近くなる。(Debian 勉強会に限らず、大抵の勉強会には凄い人が何人かいる物だ)それに、「発言の順番待ち」みたいな事も無い。

また、一般の勉強会に比べて色々とカジュアルだ。普段「怠惰は美徳」と言っているエンジニアも何故か勉強会となると本質と外れた部分で必要以上にクオリティを高めてしまう物だが、Debian 勉強会はそんな事が無い。発表する方も参加する方も肩の力を抜いて参加できる。(もちろん、発表する際は最低限の準備は必要だし、幹事の方は色々と準備していると思います。比較の問題です。)その代わり、ミーティングの場のディスカッションなどが濃い。ちゃんと聞いて質問や意見をしてくれる人がいる。あなた自身も質問十分質問できるし、脇で聞いているだけでも勉強になる。ただ、議題に上がる事の大体は初歩的な質問から専門的な質問まで誰か答えられる人がいると思うので、せっかくならば聞いてみると良いだろう。

最後に、いろんな分野のエンジニアが集まってくる。普通、勉強会には同じ業界の人ばかり集まってしまう物だが、Debian 勉強会はそうではない。俺は Web 系の人間だけど、組み込み系の人や計算屋さんも来る。。ちなみに、今回の発表は計算屋さんが流体力学の計算方法とそのデモをしてくれた。そのせいか勉強会終了後の打ち上げが面白い。普段聞けないような話が色々と出てくる。

そんな訳で、少しでも興味を持った方はぜひ Debian 勉強会に参加してみてください。あと、関西 Debian 勉強会に参加する人は自分で Wifi の準備をしておくと良いだろう。俺は携帯を換えたばかりなのでテザリングの方法がわからず、ネットが使えず涙した。現在は不明だが、1 年前の東京エリア Debian 勉強会の場合、会場の Wifi を使用できた。

俺は、会社で Ubuntu を使うことになりそうなので今度こそは真面目に Debian を勉強するつもり。(ご存知の方も多いと思うが、Ubuntu は Debian ベースだ。)なので、しばらくは勉強会に真面目に出るつもり。暗号通貨の開発をやっている人はなぜか Ubuntu ユーザーが多いので、それ以外を使うと面倒な事が多いのよね。ってな訳で、最低でもオレオレ deb は作成できないと行けないし、いっそのこと Debian ポリシーに則った作り方もできるようになりたい。

Debian の基礎知識を教えてくれて、さらに勉強会に誘ってくれた友人に感謝しつつ Debian 勉強会の勧めでした